取得原価分布
Bitcoin供給量のコストベース価格別分布を時系列で示すヒートマップ
| 項目 | 値 |
|---|---|
| カテゴリ | 供給分析 |
| 単位 | BTC |
| 解像度 | 1d |
| 資産 | BTC |
| プラン | Enterprise |
| APIエンドポイント | GET /v1/heatmap/cost-basis-distribution |
| フィールド | supply |
概要
Cost Basis Distribution(CBD、コストベース分布) は、Bitcoinの総流通供給量がさまざまな取得価格帯にわたって時系列でどのように分布しているかを示すヒートマップです。各セルは、最後のオンチェーン移動が特定の日付の特定の価格ビン内で発生したBTCの量を表します。これは実質的に、Bitcoinホルダー全体の含み益・含み損の全体像を可視化したものです。
これは利用可能なオンチェーン分析ツールの中でも最も強力なものの一つであり、大量のBTCが蓄積された価格帯を明らかにし、オンチェーンの挙動から直接導き出される過去のサポート・レジスタンスゾーンを浮き彫りにし、UTXO realized price分布(供給量で重み付けされた投資家コストベースのマップ)を示します。
仕組み
このヒートマップは、各期間ごとに 100個の対数価格ビン を使用し、ビンの境界は各期間の実際の価格レンジから動的に計算されます。これは、各期間(All Time、10Y、5Y、3Y、1Y、6M、3M、1M、1W)がそれぞれ最適化されたビン解像度を持つことを意味します。短い期間では直近の価格変動周辺でより細かい粒度になり、All Timeビューでは過去の全レンジをカバーします。
対応期間: All、10Y、5Y、3Y、1Y、6M、3M、1M、1W
ビン生成の計算式:
ここで:
- と は選択した期間内で観測された最小価格と最大価格です
- はビンの数です
- ビンの境界は幾何学的に計算されます(対数スケール上で隣接する境界間の比率が等しい)
- インデックス0の追加ビンが を下回る供給量を捕捉し、最後のビンが を上回る供給量を捕捉します
各セルの色の強度は、その日付のその価格ビンに保有されているBTCの量を表します。より明るく暖色系の色ほど供給の集中度が高いことを示します。
解釈
- 明るい水平の帯 は、大量のBTCが取得され、いまだ保有されている価格帯を示します。これらはオンチェーンのサポートまたはレジスタンスゾーンとして機能します
- 現在価格を追う明るい対角線 は、直近で移動したコインが市場価格でコストベースを継続的にリセットしていることを表します
- 現在価格を下回る密な蓄積ゾーン は、ホルダーが利益状態にあり損失で売却する可能性が低い潜在的サポート水準を表します
- 現在価格を上回る密なゾーン は上値の供給を表します。損失状態のホルダーが損益分岐のために売却する可能性のある潜在的レジスタンスです
- 暗い領域 は供給量がほとんどない価格帯を示します。流動性が低く、価格が急速に動きうるゾーンです
- 期間の切り替え(例: 1Y対All)により、より高いビン解像度で直近の蓄積をズームインでき、全履歴ビューでは見えない細かな構造が明らかになります
ユースケース
- サポートとレジスタンスのマッピング: 大規模なオンチェーンコストベースの集中が存在する価格帯を特定します。これらの水準はしばしば顕著な価格反応と相関します
- マーケットサイクル分析: 強気相場の間に供給がlong-term holderから新規買い手へ再分配され、弱気相場の投げ売りで逆方向に戻る様子を追跡します
- 投げ売り(capitulation)検知: 大量の供給が利益ゾーンから損失ゾーンへ移動する(明るい帯が現在価格を下回って落ちる)ことは、市場の底打ちの可能性を示唆します
- 蓄積パターンの特定: 時間とともに形成される持続的な明るい水平の帯は、long-term holderがポジションを構築している価格ゾーンを示します
- 期間ベースのズーム: 短い期間(1M、3M)を使って直近のミクロ構造を分析し、長い期間(5Y、All)を使ってマクロな供給分布を理解します
APIの利用
curl -H "Authorization: Bearer YOUR_API_KEY" \
"https://api.blocklens.co/v1/heatmap/cost-basis-distribution?start_date=2024-01-01&end_date=2024-12-31&limit=365"
関連指標
- LTH供給量 — Long-term holderの供給量
- LTH実現損益 (P/L) — LTHの日次実現損益